PLDDっていったい何? 椎間板ヘルニアレーザー治療ガイド

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DST法による椎間板ヘルニア治療

DST法とはどんな治療法?

脊椎疾患に対して行われている治療法

DST法は、椎間板ヘルニアをはじめとする脊椎疾患に対して行われる治療法です。別名ディスクシール治療とも呼ばれています。2010年にアメリカ・テキサス州の脊椎外科専門医を中心としたチームが始めました。治療法が提案されて以来、2018年までに約2,000症例の治療が行われています。

約2,000もの症例が重ねられた間に、DST法に関する多数の論文が執筆されました。2003年にはアメリカの整形外科学会でアワードを獲得しています。

ヘルニアをはじめとする脊椎疾患は、椎間板のひび割れから髄核がもれて炎症や痛みなどが起きていることがほとんど。それに対して「炎症の原因となっている椎間板のひび割れを閉じたらよいのでは?」という考えから生み出されたのがDST法です。

DSTの治療方法

患部に局所麻酔をした後、0.8mmの針を椎間板に挿入し、薬剤を注入。脊椎の中にあるゼリー状の髄核を再生することで椎間板を修復していきます。手術中はX線透視装置を使って手術が必要な個所を特定したうえで治療を行っているので、治療により神経が損傷することはほとんどありません。

治療時間は30~40分程度。治療から約30分で歩行できるようになり、60分後には帰宅できます。翌日からはデスクワークや日常で起きる軽い動作は問題ありません。しかしスポーツや重労働にあたる行為などは1ヶ月ほど様子を見る必要があります。

DST法のメリット

皮膚を切開する外科手術と幹細胞移植では修復・再生が不可能だったヘルニアにも対応できる点が最大のメリット。重労働による過度の負荷や老化などでつぶれてしまった椎間板でも効果が期待できます。

局部麻酔に針の挿入のみで完結する治療法なので、時間は30~40分と短め。60分ほどの休憩時間を取ったあとは帰宅できます。日帰りで治療が受けられるので、入院の必要はありません。針を挿入するのみの手術であることから、80歳以上の高齢でも治療が受けられます。

DST法のデメリット

椎間板の修復と再生に時間がかかってしまうのがDST法のデメリットです。椎間板の中には栄養を運ぶために不可欠な血管が存在しないので、修復と再生に必要な成長因子がすぐには補えません。これは成長因子を骨から少しずつ補わなければならないためといわれています。

アメリカではスポーツ選手がDST法を受けた場合、1年ごとにDST法を受けることをすすめています。椎間板は一度修復しても、激しい運動によって負荷がかかった場合に新たな損傷個所が生まれてしまうからです。一般の方が趣味でスポーツを行う程度であれば問題ありませんが、アスリートの方や激しい運動を伴うスポーツをされている方は手術を毎年受ける必要があるでしょう。

DST法はどんな悩みを持つ方におすすめ?

椎間板ヘルニアで悩んでいる方のなかでも、とくに椎間板の水分がなくなってつぶれてしまっている方に該当します。DST法はつぶれて亀裂が入った椎間板を修復していく治療法です。これまでさまざまな治療法を試しても明確な結果が出なかったという方にも向いています。

体への負担が気になる方

DST法は体への負担をおさえられる治療法です。年齢のために椎間板ヘルニアを改善するための手術が受けられなかった方に向いています。針で薬剤を注入するだけなので、切開手術や内視鏡手術などで生じる体への負担が気になる方にもおすすめです。

治療を受けて改善が見られなかった方

以前にMED(内視鏡椎間板摘出手術)や脊椎固定術などの椎間板ヘルニア治療を受けて改善が見られなかった方、または再発してしまった方におすすめです。手術を受けていない方でも、従来の手術法を受けるのに抵抗があるという方でも受けやすい手術法といえるでしょう。

術後の入院が不安な方

DST法は術後の入院が不安な方にもおすすめできます。椎間板ヘルニアの治療を検討している方のなかには、術後の入院を心配する声も多数。「腰痛を改善する手術なのに入院するなんて」といった声が多く、普段の生活に支障が出ていても治療に踏み込めないという理由があるようです。DST法は日帰りで手術が受けられるので、入院がネックになっている方でも検討しやすい治療といえます。

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