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椎間板ヘルニアの治療中はお風呂に入れない?

椎間板ヘルニアになったとき、お風呂に入れるかどうかについて説明しています。

椎間板ヘルニアのお風呂は大丈夫?

すでに椎間板ヘルニアを発症している場合、お風呂に入るのはやめておきましょう。

椎間板ヘルニアは神経の圧迫によって強い痛みが生じます。お風呂に入って患部を温めても、この神経の圧迫からくる痛みは改善されません。

お風呂に入ると、姿勢の悪化による腰への負担が懸念されます。特に急性期の場合は、治療中は極力姿勢を安定させることが重要。腰に負担が掛かりそうな姿勢は極力避けましょう。

お風呂に入れない間は、ドライシャンプーや刺激の少ない体拭き用のシートなどで体を清潔にできます。病院に入院している間であれば、看護師さんに対応してもらいましょう。体を蒸しタオルで拭いたり、髪を洗ってくれたりするため、ドライシャンプーは不要です。自宅での保存療法を受けていて、痛みによる負担がある場合にも、ドライシャンプーや体拭き用のシートが利用できます。

椎間板ヘルニアが完治するまでお風呂に入れないのか、というと必ずしもそうとはいえません。

急性期を過ぎ、症状が比較的落ち着く慢性期や、回復期の場合、状態が良ければお風呂に入ることも可能です。しかし、こうした判断の見極めは難しいため、不安を覚える人も多いでしょう。そういった場合は医師に判断を仰ぐ必要があります。

不安な場合は医師に相談しましょう

自分の体の状態というのは、意外にも本人が把握しきれていないことも多いです。症状が改善したと思っても、医師の目から見ればまだまだ安静が必要である場合もあります。

「症状も軽くなったし、入っても問題ないだろう」と自分で勝手に判断すると、症状の悪化を招いてしまう可能性も。痛みの負担はもちろん、治療の遅れにもつながるかもしれません。

お風呂に入りたい場合、必ず担当している医師に相談し、判断を仰ぐようにしましょう。

自宅での療養中にも、わずかでも痛みがある場合、念のため担当の医師に確認を取った方がいいでしょう。電話での確認は医師も判断がつきにくいので、可能であればクリニックへ足を運んで診察をしてもらうことをおすすめします。

腰痛の種類や時期によって異なります

腰痛を和らげる方法としてお風呂に入ることは一般的。しかし、どんな腰痛にも効果があるわけではありません。

お風呂が効果的な腰痛は、筋肉のコリが原因の腰痛。椎間板ヘルニア以外の、一般的な腰痛がこれにあたります。入浴すると、お湯によって血行が促進されます。すると筋肉がほぐれやすくなり、腰痛が和らぐのです。

椎間板ヘルニアの場合はコリによる痛みとは異なるため、お風呂に入っても痛みが和らぎません。

椎間板ヘルニアの治療は安静にすることが第一なので、お風呂に入るのは問題とされています。ですが、それは急性期を過ぎるまで。軽度の椎間板ヘルニアであれば、痛みや症状が強く現れる急性期を過ぎると、徐々に痛みが和らぎます。症状が治まれば、お風呂に入っても大丈夫です。

手術を必要とする重度の椎間板ヘルニアの場合、術後の経過とリハビリの結果が良ければ、お風呂に入れるようになります。

入浴する場合の注意点

最も注意しなければならないのは、姿勢。

浴槽に入るとき、シャンプーや石鹸を手に取るときなど、つい腰を屈めてしまいがちです。腰に負担のかかる姿勢を取ると、椎間板ヘルニアの症状が悪化しやすいため、入浴する際は自分の姿勢に注意を払いましょう。

前かがみになる姿勢は避け、背骨を伸ばすよう心掛けるのが重要です。

浴槽に入った時も、なるべく前かがみの姿勢を取らないように気を付けましょう。浴槽が狭い場合はつい腰を丸めてしまいそうになるので入浴中は常に姿勢を意識する必要があります。

他に注意すべきなのが転倒。入浴中に足を滑らせてしまうと、姿勢が大きく崩れてしまい、椎間板ヘルニアが悪化する恐れがあります。ヘルニアを患っているとお風呂掃除も難しくなるため、カビによって床が滑りやすくなっている状況も考えられます。長くお風呂の掃除をしていない場合は、お風呂に入る前にほかの人に清掃をお願いしましょう。もちろん、お風呂場の段差や石鹸など転倒につながりやすいものへ注意を払うことも不可欠です。

温度に気をつけましょう

お風呂に入る場合、お湯の温度は40度くらいを目安にするとよいでしょう。

体を十分に温めるには、10~15分ほど浴槽に浸かる必要があります。熱すぎると長く入れませんし、ぬる過ぎるとお湯が冷めて体が冷えてしまうリスクも。40度を目安にすれば、10分から15分ほどで体を温めることができるのです。

もちろん、お風呂のお湯の温度は人によって好みがあります。40度のお湯が熱すぎる人の場合、39~38度まで下げてもよいでしょう。40度以上のお湯が好きな人も、好みの温度で入れます。ただし、入る時間が短いと体の表面しか温まらないので、10~15分の間お風呂に入れるだけの温度にする必要があります。

椎間板ヘルニアはお風呂で体を温めても症状を改善させることはできません。しかし、治療中は同じ姿勢を取り続け、筋肉のコリが現れます。こうしたコリを改善するには、お風呂で体を温めるのは効果的な場合もあります。

お風呂上がりにはストレッチ

椎間板ヘルニアの治療中は、できるだけ安静に過ごすことが推奨されています。

しかし、体をまったく動かさないのも問題。骨格を支える筋力が衰えてしまい、症状の再発・悪化を招く恐れがあります。そこでおすすめしたいのが、体への負担が少ないストレッチです。

おすすめのストレッチが、うつ伏せ状態で足を曲げ伸ばしする方法。布団やマットレスの上でうつ伏せの状態になり、片足のかかとをお尻につけるつもりで膝から曲げます。右足・左足を交互に30回、朝と夜に3セットずつ行うとよいでしょう。

もう一つおすすめできるストレッチが、「ジャックナイフストレッチ」。

まずしゃがんで両手で両足首をつかみ、胸とふとももをくっつけます。そのあと、両手を離さず胸とふとももをくっつけた状態で、できるだけ膝を伸ばすという方法です。紹介したストレッチは、どちらも太ももの筋肉をほぐし、骨盤の動きをよくする効果があります。しかし、腰の痛みがある場合、症状の悪化を招く恐れがあるため、少しでも痛みがある場合は行わないようにしましょう。

毎日ストレッチを行うことで筋肉を動かし、筋力が衰えるのを防げます。特にお風呂上りは体温が上がり、筋肉がほぐれるので、より負担の少ない状態でストレッチができるでしょう。

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