PLDDっていったい何? 椎間板ヘルニアレーザー治療ガイド

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椎間板ヘルニアの治療法を紹介

椎間板ヘルニアには、椎間板切除術、経皮的髄核摘出術など様々な治療法があります。どれも反動やリスクを伴う可能性があるので、当サイトでは患者への負担が少ないレーザー治療をおすすめしています。

椎間板ヘルニアにレーザー治療をおすすめする理由

患者への負担が少ない

レーザー治療は新しいヘルニア治療法であり、メスを使わず局所麻酔で行う手術です。皮膚の上から数ミリ程度の針を刺して、痛みの原因となる椎間板内にアプローチをかけます。メスを使わないので出血も少なく、局所麻酔をするので痛みもほとんど感じません。 手術時間も5~15分で完了するので、患者さんに負担がかからない治療法と言えるでしょう。

入院の必要がない

施術箇所以外の周囲の組織に損傷を与えずに済むため、手術当日の日帰り手術も可能です。入院やリハビリなどもほとんど必要なく、手術後は30分~1時間程度の休憩をとって日常生活に戻ることができるケースがほとんどです。

合併症の心配がない

最新の研究データによると、ヘルニア治療にレーザーを使用する方法が確立して20年弱経ちますが、再発率は4~5%。体への負担が少ないうえに効果が実証されていると言えるでしょう。辛いヘルニア痛に悩んでいる方は、一度レーザー治療を検討してみることをおススメします。

レーザー治療について
もっと詳しく知る

椎間板ヘルニアの手術法を重症度別に比較

1:初期段階

投薬、コルセット、注射(神経ブロック)

腰に痛みを抱えたほとんどの方が当てはまるケースで、椎間板ヘルニアの初期段階の治療が適した状態といえます。コルセットで腰を支えたり、投薬治療で痛みをやわらげたりします。

痛みの根本を治すという段階ではなく、対処療法で「様子を見る」という状態です。

2:軽度ヘルニア

レーザー治療、PN法(経皮的髄核摘出術)

比較的狭い範囲のヘルニアに対して有効です。軽度とはいえ椎間板ヘルニアである以上、腰の痛みやしびれなど日常生活に支障が出る自覚症状があるはずです。段階としては、手術を検討するのも現実味がでてきます。

手術であっても、必ずしも入院が必要な切開手術である必要はありません。冒頭でもふれたレーザー治療なら、低侵襲で入院不要、かつ短時間で済みます。メスを使う手術に抵抗感がある方や体へ負担をかけられない方でも受けられます。

3:中度~重度ヘルニア

レーザー治療、MED法、ラブ法

ラブ法は、背中側から皮膚を切開してヘルニア部分の除去を行うため、本格的な切開手術になります。入院期間は最短でも10日。ラブ法の場合は、入院やリハビリ期間も想定して、医師と相談するようにしましょう。MED法も切開による手術ですが、内視鏡を使って手術をするため切開部分がラブ法に比べれば小さく済みます。出血も比較的少ないので、患者さんの負担も減り、1週間程度で退院できるでしょう。

症状にもよりますが、この段階の椎間板ヘルニアにもレーザー治療は有効な場合があります。切開手術に抵抗がある方は、レーザー治療に強いクリニックに相談してみるのもベターです。

4:重度~広範囲重症

椎弓切除術(ついきゅうせつじょ)、
脊椎固定術(せきついこていじゅつ)

双方とも重度のヘルニア患者向けの手術方法です。脊柱管に異常があり、ヘルニアの除去だけでなく脊柱管こと固定する場合などはこちらの手術が必要になってきます。

椎弓切除術とは、広範囲にわたって椎弓部分を切除しヘルニアの原因となっている部分を取り除く手術。入院期間は1週間から10日程度です。脊椎固定術は、神経を圧迫している部分を切除した後、患者さんから移植した骨を挿入して固定する手術。入院期間は3週間で、退院後も数カ月のコルセットの着用が必要になってきます。

段階別に選ぶヘルニア治療法

軽度の痛みであれば保存療法

軽度のヘルニアと診断されたら、まずは「保存療法」を試すようにしましょう。保存療法というのは、出血を伴わない治療のこと。理学療法に基づいた運動や、物理療法・電気療法・薬物療法などがあげられます。腰痛を理由に、薬を飲む、リハビリテーション・整骨院に通う、などの対策を行う方は多くいます。このような方は保存療法に基づいた治療を行っていると言えます。

痛みが収まらない時は治療法を一度考え直す

中には保存療法を続けても一向に症状が改善しない方もいます。保存療法で症状が改善しない場合は、治療方法を変える必要があります。

もし痛みの原因が椎間板ヘルニアだった場合、脊柱管では中の髄核が飛び出してしびれや痛みを引き起こしています。髄核が飛び出した状態で体をねじったり、患部を刺激したりすることで、むしろ症状が進行し、痛みが悪化する危険性すらあります。対処療法で症状が改善しない場合は、勇気を出して病院で専門の医師に相談をしてみましょう。

しびれが出たら医師に相談しよう

多くの方が腰の手術を考えるきっかけとなるのが、下肢に広がるしびれ。下肢のしびれは原因の特定が難しいと言われています。脳の伝達経路に異常があるのか?椎間板ヘルニアによるものなのか否か、様々な可能性が考えられるからです。治療を始めるためには、症状を早めに断定して最善の処置をすることは非常に大切です。

腰や下肢にしびれを感じた時点で、早めに医師に相談するようにしましょう。

レーザー治療以外の手術法の特徴

椎間板ヘルニアの手術による治療がどの程度の症状進行度に対応しているかはイメージしていただけたかと思います。もちろん、すべての椎間板ヘルニア治療の中で手術が必要になるわけではありません。

もし手術が必要になった際に、どの治療法を選ぶかは最終的に自分です。以下に椎間板ヘルニアの代表的な手術をまとめましたので、いざというときの参考にしてみてください。

現在、日本で行われている椎間板ヘルニアの治療法は以下の5つが主流です。

  • 椎間板切除術(ラブ法)
  • 経皮的髄核摘出術(PN)
  • 脊椎固定術~後方固定術~
  • 除圧固定術
  • レーザー治療(PLDD)

当サイトが推奨しているレーザー治療に関しては別ページにて詳しく説明しているので、興味があるかたはぜひ以下のページを参考にしてください。

レーザー治療の詳細情報は
こちらで確認

それぞれの手術の特徴は以下の通りです。

椎間板切除術(ラブ法)

ラブ法は、これまで主流として行われてきた椎間板ヘルニアの手術法です。

これは肉眼で確認しながらヘルニア部分を摘出する手術で、医師の熟練したスキルと経験が必要とされる手術です。手術は全身麻酔下で3~5cm切開して行います。手術時間は約30~60分程度。切開をするため術後は痛みがあり、歩行開始まで2~3日かかり1~2週間の入院が必要です。健康保険の適用の手術になります。

経皮的髄核摘出術(PN)

椎間板に直接管を入れ、5mmの管に器具を通し髄核を直接摘出します。

1cm未満の切開ですみますので、局所麻酔での手術が可能です。手術時間は60~90分。出血も少なく痛みも非常に少なくてすみます。当日か翌日には歩行が可能。ヘルニアの痛みは徐々に落ち着いていきます。入院は1~5日程度。健康保険適用あり。

脊椎固定術

椎間板を取り除いたのち、人工の骨を追加し金属で固定する手術法。

かなり大掛かりな手術となるため、身体への負担がリスクです。また、出血の多さや合併症の危険性、金属の不具合が起こる可能性も。

椎間板ヘルニアのなかでも重症度が高いものに対応している手術といえます。

除圧固定術

主に脊柱管狭窄症の治療で行われる手術法で、脊柱管を広げて神経の圧迫を無くす方法。

脊柱を一部取り除いてしまうため、脊柱管の強度を保つ必要があります。そのため、患者自身の骨盤などから自家骨を採取し、金属のボルトとともに補強します。

腰椎の骨のズレや変形が大きい場合にはあまり効果的な手術ではありません。

手術による
椎間板
ヘルニア治療の種類と特徴

PIDD法

0.8mmという細い針を椎間板に差し込み、専用のジェルを注入して治療をしていく方法。ジェルがクッション代わりとして機能するため、飛び出してしまった椎間板への負担が軽減される仕組みです。軽度から中度で吐出型や脱出型、遊離型の椎間板ヘルニアの方に向いています。ヨーロッパで広く取られている方法で、体への負担も外科的な手術に比べて軽度。しかし、術後1か月は激しい運動ができません。また、人によって注入したジェルに組織が引っ張られて痛みが生じることがデメリットとされています。

PIDD法による
ヘルニア治療の特徴を見る

DST法(ディスクシール治療)

DST法は椎間板ヘルニアだけでなく脊椎疾患に広く対応できる手術法です。0.8mmの針を使って専用のジェルを流しこんでいくのはPIDD法に似ています。しかし、使用するジェル自体に椎間板の修復作用が認められているのが大きな違いです。体への負担が少なく、治療時間は手術を含め約2時間で帰宅できるのがメリットです。対して、椎間板の修復・再生に時間がかかるのがデメリット。スポーツ選手の場合は、毎月ジェルの注入が必要と言われています。

DST法による
ヘルニア治療の特徴を見る

ハイブリッドレーザー治療

ハイブリッドレーザー治療は、椎間板ヘルニアのために生まれた治療法です。ハイブリッドの名前のとおり、レーザー治療(PLDD)にPODDといオゾンを使った治療を組みあわせて治療を行います。軽度から中度で突出型の椎間板ヘルニアに向いている方法です。治療時間の目安は30分以内と短く、入院も不要のため、時間を取れない方や外科手術を避けたい方にピッタリ。しかし、椎間板が損傷している場合には再発しやすいので、PIDD法やDST法と組み合わせた治療が必要になるケースがあります。

ハイブリッドレーザー治療
ヘルニア治療の特徴を見る

PODD法

患部にオゾンを注入し、炎症を抑える治療法です。椎間板ヘルニアのほか、脊柱管狭窄症の治療にも用いられています。オゾンには抗炎症作用が認められていますが、詳細は現在でも不明です。しかし、突出した髄核がオゾンの働きで小さくなるため、痛みの改善に繋がります。治療は0.8mm程度の針を刺し、オゾンを注入するだけ。そのため、治療時間は15分ととても短いのが特徴です。もちろん、組織や神経を傷つけないよう注意を払います。デメリットは他の治療法に比べて再発率が高いこと。やや対症療法的な治療法と言えそうです。

PODD法
ヘルニア治療の特徴を見る

手術以外の治療法

保存療法では、手術をする必要がない場合や、全身疾患などの理由で手術が行えない人などを対象に行っている椎間板ヘルニアの治療法です。

即効性はないものの少しずつ症状が軽減することが期待できるほか、入院などの日常生活への影響を最小限にすることが可能です。

ストレッチで椎間板ヘルニアは治るの?

椎間板ヘルニアの症状を改善するためにストレッチを行う人も多いそうです。

ストレッチが椎間板ヘルニアの改善に役立つのか、どのようなストレッチが良いのか、ストレッチを行うことへの注意点や、椎間板ヘルニアにオススメのストレッチの内容もお伝えしていきます。

ストレッチによる
椎間板ヘルニア対策の方法

椎間板ヘルニアにコルセット利用

椎間板ヘルニアに悩む方の中には、コルセットを着用している方もいらっしゃるそうです。そこでこちらのページでは、

  • 痛み・痺れに対して、腰痛コルセットをつける
  • コルセットの選び方と使い方
  • コルセットは椎間板ヘルニアを治すわけではない

以上の、コルセット利用に関する3つの情報をそれぞれご紹介していきます。

コルセットを使った
椎間板ヘルニア対策の方法

整体は椎間板ヘルニアに効果がある?

費用面の問題があったり、手術への抵抗がある方は、整体での治療を検討してみましょう。マッサージを行うことで血行が改善し、腰痛の緩和が期待できます。

気を付けなければならないのは、整体はあくまで対処療法であるということ。根本的なヘルニアの治療には至らないという点と、あまりに重度のヘルニアの場合は、整体を受けることによってむしろ症状が悪化してしまう恐れもあります。

手術などに比べると気軽に受けることのできる整体ですが、まったくリスクがないというわけではありません。

椎間板ヘルニアにおける
整体の効果を詳しく見る

お風呂は椎間板ヘルニアに効果がある?

腰痛の負担を緩和する方法としてよく知られている入浴。お湯によって体が温まり、腰のコリをほぐして痛みが抑えられるのです。

しかし、椎間板ヘルニアの場合は、こうした筋肉のコリとは症状が異なります。むしろお風呂に入ると症状を悪化させる恐れもあるため注意が必要です。

症状が強く現れる急性期を過ぎ、体を動かせる状態であれば、お風呂に入れるようになるでしょう。しかし、自己判断はリスクを伴います。お風呂に入りたい場合は必ずそのことを担当医師に相談しましょう。状態や痛みの有無などから、医師が適切に判断してくれます。

椎間板ヘルニア治療中の
お風呂の問題を詳しく見る

薬を使った椎間板ヘルニアの治療とは

椎間板ヘルニアの治療と一言にいっても、その方法はさまざまです。患者への負担が少ないレーザー治療や、鎮痛剤で痛みを抑えつつ自然回復を待つ薬物療法など、症状の程度によってより適切な治療法を選ぶのがポイント。

一般的に、椎間板ヘルニアは自然回復することが多いとされています。そのため鎮痛剤を使って痛みを抑えつつ、自然回復を待つ「薬物療法」が一般的な治療法として知られています。ただし、症状が重篤な場合は椎間板を切除するなどの手術が必要になることも。「自身の症状にはどの治療法が適切なのか」を考えながら、医師に相談みましょう。

椎間板ヘルニアにおける
薬の治療について詳しく見る

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