PLDDっていったい何? 椎間板ヘルニアレーザー治療ガイド

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椎間板ヘルニアのレーザー治療と安全性

ここでは、椎間板ヘルニアの治療法で使われるレーザー治療(PLDD法)の安全性について調べてみました。

体への負担が少ない

レーザー治療は、長年腰痛に悩まされてきた方も、年齢に関係なく受けやすい治療法です。

これまで椎間板ヘルニアは、高齢者への治療が難しいと言われてきましたが、レーザー治療(PLDD法)はリスクが少ないことから、高齢者の治療で積極的に選ばれています。 従来の治療法と比べて体への負担が少ないのが特徴です。

1時間程度で施術が完了

レーザー治療(PLDD法)の施術自体は、5~10分程で終了。その後、個室で1時間ほどゆっくりと体を休めます。医師の診察が終わり、帰宅許可が出ると服薬指導を行います。

自力歩行で即日帰宅できる

レーザー治療後は、入院する必要がないのでその日の内に帰宅できます。治療後1週間は重いものを持ったり、激しい運動をしないようにしましょう。

また、普段の生活も姿勢を意識して過ごすように心がけてください。一定期間後の検査結果によって、通常の生活へと戻ることができます。デスクワークであれば手術の翌日から職場復帰できるので、切開手術と比べると負担が少ない治療方法と言えます。

手術に伴うリスクが低い

椎間板ヘルニアの治療には、保険適用で受けられる経皮的内視鏡治療(PELD)も普及してきました。しかし、経皮的内視鏡治療は飛び出た髄核を器具で除去していくので体へのダメージが大きいことが考えられます。

経皮的内視鏡治療は大きなヘルニアにも対応できる利点ではありますが、すべてのヘルニアに高い有効率があるわけではありません。また、相応の合併症を引き起こすリスクもあります。

適応外でない限り、椎間板ヘルニアを治療するのであればレーザー治療を最初の治療の選択肢と考えるのもいいでしょう。

レーザー治療(PLDD法)は切開しないので、感染症のリスクが低い

レーザー治療(PLDD法)は、皮膚の切開を行なわない手術なので、術中や術後の感染症といったリスクを抑えることができます。体に傷跡も残らないので、出血もほとんどありません。また、傷を縫合する作業もないので、手術後に縫合したところが痛む心配もないでしょう。

また、クリニックによっては感染症対策としてレーザー治療の前後に抗生剤の服用や、糖尿病の方には点滴を行なうなど、感染症のリスクを下げるために徹底した管理を行っているところもあります。安全にレーザー治療を受けるのであれば、そういったクリニックを選んでみるのがおすすめです。

合併症の危険性が低いため、持病があっても受けることができる

レーザー治療は合併症の心配がありませんので、糖尿病や高血圧といった持病を持っている方でも治療を受けることが可能です。

逆に切開手術を行なった場合、合併症が生じる危険性が高くなります。以下、起こりうる合併症をまとめました。

  • 創部感染や椎間板に炎症がみられる術後椎間板炎
  • 神経を包んでいる膜(硬膜)の損傷によって脊髄液の漏出、または髄膜炎
  • 創部の血腫形成による神経麻痺や腹部の大血管の損傷による術中の大出血下肢痛
  • 腹部の大血管の損傷によって起こる術中の大出血
  • その他(深部静脈血栓症や肺炎など)

ただし、すべての椎間板ヘルニアに対してレーザー治療ができるとは限りません。椎間板の中心には髄核があり、本来だと髄核は繊維輪という膜で被われています。しかし、ヘルニアが進行し、繊維輪が破れている場合は、レーザー治療を受けることができません。事前にMRIを撮って、レーザー治療が可能かどうかを調べて、椎間板に繊維輪といわれる膜が残っていればレーザーによる治療が可能です。

レーザー治療(PLDD法)のデメリット

レーザー治療は感染のリスクが低く、従来の治療法と比べて短時間で行なえるのが特徴です。しかし、レーザー治療には「保険がきかない」、「施術する医師が少ない」といったデメリットがあります。

自費診療なので負担が大きい

レーザー治療は最新の治療法のため、保険適応外です。そのため、治療費の負担が大きくかかってしまうのがデメリットでしょう。

施術できる医師が少ない

治療手技に優れ、かつ治療戦略に精通している医師でなければ、治療効果を十分に得られることはできません。そのため、レーザー治療(PLDD法)は医師の経験や能力が試される治療法と言えます。現在日本では、レーザー治療(PLDD法)の専門家が非常に少なく、一般的に浸透していないのが実情です。

安全にレーザー治療を受けるなら

椎間板ヘルニアのレーザー治療を安全に受けるなら、レーザー治療の実績を持つ医師が在籍するクリニックを選ぶようにしましょう。

椎間板ヘルニアの治療を行なう整形外科医は、切開手術や内視鏡手術といった病変を取り除く治療法に精通しています。しかし、レーザー治療(PLDD法)は、皮膚を介して錐体の間に細い針を誘導し、レーザーファイバーを挿入するので、その技術を習得していない医師がほとんどです。

また、レーザー治療は適応できる場合と適応できない場合があります。確かな診断を見極める必要がありますので、レーザー治療(PLDD法)に強みを持つクリニックを選ぶようにしましょう。

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