PLDDっていったい何? 椎間板ヘルニアレーザー治療ガイド

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椎間板ヘルニアのリハビリ方法とは

椎間板ヘルニアの一般的なリハビリ方法には、「物理療法」と「運動療法」があります。それぞれのリハビリ方法の特徴についてまとめているので、ぜひご覧ください。

椎間板ヘルニアのリハビリとは?

椎間板ヘルニアの症状は患者によってさまざまなため、1人ひとりに適した治療法が必要です。一般的には温熱・けん引・電気療法などの方法で痛みを和らげる「物理療法」や、ストレッチやトレーニングなどで筋力の柔軟性を向上させる「運動療法」の2つが用いられます。

軽度のヘルニアだと自己治癒力による回復を目的に「物理療法」が適用され傾向にあり、「運動療法」によって症状が和らぐようであれば、継続して行なうと徐々に痛みが軽減していきます。ただし、腰や足の痛み・しびれといった症状が強くなり、どうしても「運動療法」ができない場合は、様子を見ながら運動量の調整をしなければなりません。1人ひとり適切な運動量は異なるため、医師の指示に従い椎間板ヘルニアを治療していきましょう。

物理療法とは?

物理療法とは、主に温熱・けん引・電気療法の3つがあげられます。

温熱療法

温熱療法は、患部を温めて筋肉のコリをほぐし、収縮した血管の循環を促して痛みを抑える方法です。80℃前後に温めたホットパックや赤外線照射といった方法で筋肉のコリをほぐします。しかし、患部が炎症を起こしている場合は、温めると痛みを増す可能性があるため注意が必要です。急性の腰痛の場合、炎症を起こしているケースが多く、冷湿布を貼って炎症を鎮めることも。冷湿布は温熱療法と併用されることもあります。

けん引療法

腰を引っ張って痛みを軽減させるのを目的としているのがけん引療法です。重力・圧力によって椎間板が押しつぶされて痛みを感じるヘルニア。逆に身体を引っ張って元の状態に戻すことで痛みを軽減させます。軽度のヘルニアであれば、椎間板が圧迫されなくなるので、けん引療法で痛みが軽減されるでしょう。しかし、押しつぶされた椎間板を完全に元の状態に戻せないため、けん引療法で痛みがなくならい場合は、かかりつけの医師に相談が必要です。

電気療法

電気療法は電気刺激によって痛みを軽減する方法で、「SSP」「中周波、EMS」「干渉波」などがあります。「SSP」はツボ(経穴)に低周波刺激を与え、鍼と同じような効果を期待できる方法。整形外科院や整骨院などで行われている方法です。「中周波、EMS」はSSPとは異なって筋肉に直接電気刺激を与え、マッサージして痛みを和らげます。「干渉波」は異なる周波数によって発生する干渉低周波による治療方法です。SSPと同様の刺激とEMSに似た刺激の2つで痛みを抑えます。

運動療法とは?

ストレッチやトレーニング、日常生活上の動作指導などで痛みを軽減させる運動療法。椎間板ヘルニアの治療では、痛みを悪化させないよう、患部にかかるストレスの軽減するために、ストレッチや体幹づくりを行ないます。ただし、痛み・しびれが強い場合や筋力が低下している場合は、運動量の調整が必要なので、医師の指示をもらいましょう。

ストレッチ

ストレッチの際には、股関節周辺にある大たい部やでん部の筋をほぐすようにします。また、骨盤や胸椎の歪みを改善するためにストレッチポールを使ったアプローチが重要です。

体幹トレーニング

背骨を安定させるために、腹筋を中心とした体幹トレーニングを実施。腰の痛み・しびれに応じて、椎間板への負荷が少ないトレーニングから開始し、徐々にレベルを上げていき筋力向上を図ります。腹筋が鍛えられると背骨が正しい位置で固定され、痛みを軽減することが可能です。

日常生活上の動作指導

日常生活の中には、椎間板に負担がかかる動作があります。椎間板ヘルニアは特に前かがみ姿勢によって悪化する可能性がある症状です。動作指導では日常に隠れている注意すべき点を教えてもらえるのです。

再発を予防するには?

一度飛び出した椎間板は、手術で痛みを抑え回復しても、椎間板が飛び出しやすい要因が残っているので、再発する可能性があります。椎間板ヘルニアが再発する理由は、一回目の手術では完全に除去できなかったヘルニア予備軍が残っているからです。一度手術を受けたからといっても、過剰な負荷が加わるとヘルニア予備軍の椎間板が簡単に飛び出してしまいます。また、加齢と共に椎間板が劣化し、椎間板が飛びやすくなるのも理由のひとつです。顕微鏡下のヘルニア手術でも3年ほど経過すると再び手術する確率は2~7%ほど。同じ椎間板に再発する確率は、約64%と言われています。

そのため再発を予防する方法を知っておくことが大切です。予防として、腰や背筋、腹筋を鍛えて日常生活における椎間板に負担をかける動きをさけましょう。さらに、体重を増加させないように健康管理にも気を付けなければいけません。ここでは、椎間板ヘルニアの再発を予防する方法を紹介しているので、ぜひご覧ください。

普段からコルセットを装着する

椎間板ヘルニアの再発予防として、普段からコルセットを装着する方法があります。コルセットは、腹腔圧を高め、上半身を上に持ち上げてくれるため、腰への負担を軽減。椎間板が飛びにくくしてくれます。また、コルセットを装着している間は、腰を曲げる動作が制限されるので、椎間板にとって負担がかかる体勢を自然とさけることができるというメリットも。

仕事や家事、車の運転など日常生活の中には、腰に負担をかけるシーンが多く隠れているため、いつでも装着していられるコルセットは椎間板ヘルニアの再発を予防するのに有効ですよ。

中腰で荷物を持たないようにする

椎間板ヘルニアを発症した場合は、重たい荷物を持たないのが賢明です。しかし、どうしても重たい荷物を持つ必要がある場合は、中腰にならないように気を付けましょう。中腰で10kg以上の荷物を持つと、椎間板ヘルニアを再発するリスクが高くなります。重たい荷物を持つ際には、一旦しゃがんでから荷物体を近づけ、背筋を伸ばした状態で立ち上がりましょう。これだけでも腰への負担を軽減することにつながります。

体重が増加しないよう健康管理の徹底

椎間板ヘルニアの再発には、体重の増加も影響します。体が重くなると腰にかかる負荷が大きくなるため、椎間板が飛び出やすくなるからです。そのため、食べ過ぎには十分に注意しましょう。

一方、筋トレによって体重が多少増加した場合は問題ありません。筋肉によって体を支えることができるため、逆に椎間板への負担を軽減できます。椎間板ヘルニアの再発を予防するために、脂肪がつかないようインナーマッスルを鍛え、骨や筋肉にとってベストな食事を意識するようにしましょう。

あぐらをかかないようにする

あぐらをかくと正常なS字の姿勢が崩れ、前かがみになりがちです。すると、腰と背中が丸まるので椎間板に負荷がかかります。さらに、椎間板へのダメージだけではなく、腰の筋肉が伸びたままになるため、筋肉がコリ固まって腰に痛みが発生しやすくなるのです。

座敷で座る際には正座がおすすめ。正座すると腰と背中がS字状に湾曲して、正常な状態になるので椎間板ヘルニアの再発を防げます。正座が苦手な方は、重ねた座布団にお尻だけを置くように座ると良いですよ。

椎間板ヘルニアが再発した場合は?

再発したヘルニアには、PELD法が適しています。PELD法とは内視鏡を用いた手術で、飛び出した椎間板に直接アプローチすることが可能です。しかし、神経障害性疼痛が重篤な場合は、飛び出た椎間板部分を摘出するだけでは、改善しないことも。

もしも椎間板ヘルニア治療後に、違和感があれば、病院で医師にきちんと診てもらい早めに治療を受けるようにしましょう。

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